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今治タオルを掲げて ●四国商事ヒストリー

「今治タオルとは? そのルーツをたどれば、四国商事の今が見えてくる」

楠橋紋織株式会社・本社工場(愛媛県今治市内)

今治タオルとは、愛媛県北東部・今治で作られているタオルの総称です。その歴史は、明治27(1894)に年に始まりました。当時、今治で毛織物のような風合いを持つ「綿ネル」を製造していた阿部平助が、綿ネル織機を改良してタオル作りを始めたのです。その後、麓常三郎(ふもとつねさぶろう)が二挺式バッタンと呼ばれるタオル織機を考案し、タオルの生産性が格段に向上。タオル産業が勢いづきました。

さらに、明治末期になると、中村忠左衛門がジャカード織機を導入し、今治タオルの特徴である「先晒(さら)し先染め製法」を考案しました。これは、織る→晒す→染めるという従来のタオル作りの工程を、晒す→染める→織るの順に変更した製法です。最初に水で晒すことにより、綿の持つ繊細で柔らかな風合いが生かされ、鮮やかな色が表現できます。この製法は、良質な軟水の伏流水が豊富にある今治だからこそ、実現できたと言えるでしょう。

今治タオルの特長の中でも際立つのは「吸水性」。5秒以内に水を完全に吸い取ることができなければ、今治タオルと認定されません。「今治タオル工業組合」が定める、こうした厳しい品質基準に合格したものだけが、今治タオルのブランドマーク&ロゴを使用できるのです。

海外製の安価なタオルに押され、苦しい時期もあった今治タオルですが、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏を迎えて「今治ブランド」を世界にアピール。メーカー各社は素材や技法のさらなる進化に挑み続け、今ではジャパンクオリティの代表格と言われるまでになりました。

弊社・四国商事株式会社は、創業者・濱本義明が、自身の故郷、今治の地産品であるタオルを東京の消費者に直接届けたいとの志を抱き、1956年に東京・中野区に店舗を開設したことから始まりました。以来、今治での人脈、地縁を活かして良質なタオルを提供し、今治タオルの熱いファン層を獲得。さらに、タオルの2大ブランド・大阪泉州タオルをはじめ、多彩な商品を取りそろえるとともに、オリジナル製品の開発にも挑んできました。

その挑戦の1つの成果が、QRコードをプリントしたタグをタオルに縫製した「QR-情報タオル」。Webサイトへの新たなチャネルを開くツールとして、マーケターからもご注目いただいています。今治タオル同様、四国商事はこれからも進化し続けていきます。

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